粉飾決算で元社長に有罪 元名証上場の広告会社、東京地裁判決

経済事件
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 名証セントレックスに上場していた広告業「NowLoading」(東京)の決算を粉飾したとして、金融商品取引法違反などの罪に問われた元社長、中川哲也被告(49)=兵庫県芦屋市=に、東京地裁は5日までに、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。

 共犯とされ、業務上横領罪にも問われた元役員酒井勝一こと酒井崇匡被告(50)=横浜市=は、懲役4年6月(求刑懲役5年6月)とした。

 判決理由で安藤範樹裁判官は「虚偽の情報で一時的に株価が急騰し、その後上場廃止になった。株式市場の信頼を損ないかねない」と指摘した。

 判決によると、2013年3月期決算で約9350万円の債務超過だったのに、純資産を約780万円と偽った有価証券報告書を財務局に提出したほか、差し押さえを逃れるため関連会社の預金約1億3500万円を隠した。

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