高知市の医薬品卸売会社の元社員がおととし6月から1年間にわたって、高知市の会社に納入するはずの現金およそ4700万円分の医薬品などを横領し、ほかの会社に売却したとして、業務上横領の疑いで逮捕されました。
横領した医薬品は、3年間にあわせて1億6000万円分に上ると見られ、高知地方検察庁が詳しく調べています。
逮捕されたのは、高知市の医薬品卸売会社、「中澤氏家薬業」の元社員、折部紘武容疑者(36)です。
高知地方検察庁などによりますと、折部容疑者は、おととし6月から1年間にわたって、高知市の会社に納入するはずの現金およそ4700万円分の医薬品などを横領し、東京の医薬品卸売会社に売却した業務上横領の疑いが持たれています。
折部容疑者は、会社に対して、「ギャンブルや飲食代などに使った」と横領したことを認めているということです。
会社によりますと、折部容疑者は、およそ3年間にあわせて1億6000万円分の医薬品を横領した疑いがあるということです。
高知地方検察庁が事件の経緯や動機について詳しく調べています。
これについて、中澤氏家薬業の中ノ内浩嗣業務統括部長は「社内でもまじめで非常に優秀な社員という認識だったため、このようなことが起きて驚いている。捜査に協力するとともに、チェック体制を強化して再発防止に務めたい」と話していました。
高知市 医薬品卸売会社元社員1億6000万円分の薬を横領で逮捕
横領・着服事件
