SNS投資詐欺グループ拠点を一斉捜索、8人逮捕 大阪

詐欺事件
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SNSを使い投資を勧めて金をだまし取った疑いがあるとして、大阪府警は23日、詐欺グループのメンバー8人を詐欺容疑で逮捕した。同日、2つのグループが拠点としていた大阪市内のビル4カ所を一斉に家宅捜索。逮捕者は今後増える見通しで、被害総額は9億円超とみられる。

府警によると、SNS型投資詐欺でグループの拠点を摘発するのは全国で初めて。2グループで計80人以上が関与していたとみられ、組織の関連性や実態の解明を進める。

逮捕されたのは、大阪市西区の職業不詳、山田吉彦容疑者(43)ら男女8人。府警は同容疑者が一方のグループのリーダー格だったとみている。認否は明らかにしていない。

8人の逮捕容疑は2024年2〜3月、愛知県の20代女性にSNSでメッセージを送り、説明通りにすれば利益を得られると誤信させ、投資の助言指導料や商材購入の名目で計約90万円をだまし取った疑い。

府警によると、グループの1つは約3年前から活動しており、SNSのメッセージ機能で投資に勧誘。為替相場の変動を予想し投資する金融商品「バイナリーオプション」向けの実態のない高額な情報商材を売り込み、「勝率が90%以上になる」などと説明していたという。

バイナリーオプション取引を巡っては、情報分析ツールをうたった高額な商材の購入を持ちかけられるトラブルが若者を中心に相次いでおり、金融庁が注意喚起している。国民生活センターによると、23年度の相談件数は261件だった。

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