東証1部上場の医療品製薬製造会社「鳥居薬品」(東京都中央区)の労働組合から現金約2600万円を着服したとして、警視庁捜査2課は19日、業務上横領の疑いで、東京都東久留米市中央町、同社組合元幹部、 松崎弘一 容疑者(37)=懲戒解雇=を逮捕した。同課によると、松崎容疑者は容疑を認めており、被害総額は約7500万円にのぼるとみられる。
同課の調べによると、松崎容疑者は組合ナンバー3にあたる「中央書記長」として勤務していた平成17年9月~18年2月、26回にわたり、計約2600万円を組合の口座から自分の口座に入金し、着服した疑いが持たれている。着服した金は競馬などの遊興費に充てていた。
松崎容疑者は1人で口座管理をしており、社内監査対策としてパソコンで虚偽の残高証明書を作る偽装工作をしていた。不正発覚時の組合の口座残高は900円だったという。
