名古屋市の不動産会社の代表取締役ら3人が土地と建物を売却して得た利益などを隠し、法人税1億円余りを脱税したとして名古屋地検特捜部に法人税法違反の疑いで逮捕されました。
売却は宗教法人を介して行われたとみられ、特捜部が詳しいいきさつを調べています。
逮捕されたのは名古屋市東区の不動産会社、ジーザスの代表取締役で韓国籍の黄元圭容疑者(55)や取引先の会社役員ら3人です。
名古屋地検特捜部によりますと、3人はジーザスが所有する土地と建物を売却して得た利益を申告しなかったほか、架空の外注費を計上し、おととしまでの1年間に4億円余りの所得を隠して、法人税1億円余りを脱税した法人税法違反の疑いがもたれています。
関係者によりますと、3人が売却益を申告しなかったとされる土地と建物は黄代表取締役が代表役員を務める静岡県の宗教法人、善光寺を介して別の取引先に転売されたということです。
宗教法人については宗教活動による収益は課税されませんが、不動産の売却で得られた所得は課税の対象となり、特捜部が詳しいいきさつを調べています。
特捜部は3人の認否を明らかにしていません。
宗教法人介し脱税か 3人逮捕
経済事件
