中国で高値で取り引きされ、最近は「黒いダイヤ」とも呼ばれているナマコの漁などで多額の収入を得たのに申告せずおよそ2600万円を脱税したとして、兵庫県明石市の漁師が所得税法違反の疑いで大阪国税局から告発されたことが関係者への取材で分かりました。
告発されたのは、兵庫県明石市の漁師の濱西修治氏(67)です。
関係者によりますと、ナマコなどの漁で平成25年からの3年間に8600万円余りの収入があったのに全く申告していなかったということです。
脱税額はおよそ2600万円にのぼり、飲食代などにあてていたとみられるということで、大阪国税局は所得税法違反の疑いで神戸地方検察庁に告発したということです。
おととしにはナマコなどを大量に密漁したとして神戸海上保安部に摘発されていて、関係者によりますと今回の脱税でも密漁で得た収益が含まれているとみられます。
日本産のナマコは中国で需要が非常に高まり乾燥させたものが高値で取り引きされ、最近は「黒いダイヤ」とも呼ばれていて、全国で乱獲や密漁などが問題になっています。
ナマコ漁などの収入 脱税で告発
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