東京都大田区のマンションで新井礼人ちゃん(3)が暴行を受け死亡した事件で、傷害容疑で逮捕された指定暴力団住吉会系組員、永富直也容疑者(20)が、礼人ちゃんのけがの理由について母親(22)に口裏合わせを強要していた疑いがあることが29日、警視庁大森署への取材で分かった。大森署は、永富容疑者が事件の発覚を免れようとしたとみて経緯を調べている。
同署によると、母親は27日午前0時過ぎに119番。到着した救急隊に「礼人ちゃんは25日に公園の滑り台から落ちてけがをした」と話していた。母親はその後の同署の聴取に「永富容疑者にそう言えと指示された」と説明しているという。
また母親は「暴行の後、礼人ちゃんは38度近い熱を出し、吐いたり失禁したりしていたが、永富容疑者は『息をしているから大丈夫だ』と言っていた。病院に連れて行こうと言うと『一緒にいたんだからおまえも捕まるぞ』と言われた」という趣旨の話をしている。

