奥出雲町で町民の納めた税金の所在がわからなくなっていた問題で、町は46歳の課長補佐が税金93万円あまりを着服していたとして、21日付けで懲戒免職の処分にしたと発表しました。
懲戒免職の処分を受けたのは奥出雲町総務課の若槻拓也課長補佐(46)です。
町ではことし5月、若槻課長補佐が以前に管理していた住民税などの所在がわからなくなる問題が明らかになり、町が調査を進めていました。
その結果、若槻課長補佐が税務課や債権管理課で勤務していた4年前の平成24年から去年にかけて、住民2人から徴収した税金、93万円あまりを着服していたことがわかったということです。
また、公務とは別に管理していた地区の消防団の活動費92万円についても、勝手に金融機関の口座から引き出していたとしています。
調べに対し、着服したことを認めた上で、「金は飲食費などに使った」などと話しているということです。
町は本人の処分にあわせて、21日付けで当時の上司3人の責任も認めそれぞれ減給や戒告の懲戒処分にしました。
勝田康則町長は「町民の信頼を失わせる不祥事が起きたことを心からおわびします。再発防止に向け全力を挙げ信頼回復に努めます」と話しています。

